金田一少年の事件簿の新シリーズがドラマ放送開始されましたね。
待ちに待っていました。ジャニーズの方々が歴代の金田一一を演じており、その中でも最も人気が高いのがやはり初代の堂本剛でしょう。唯一2シーズンも放送されており、人気だったことが伺えます。前のクールで銀狼怪奇ファイルに出演していた同じKinKi Kidsである堂本光一からバトンを受け取りすばらしいドラマになりました。
今回は初代金田一の中でもおすすめの回を紹介したいと思います。
墓場島殺人事件
まずはこの墓場島ですよね。
離島へと観光に来たはじめちゃん一行と、サバイバルゲームをしていた岩野・米村の一行。
墓場島と呼ばれるこの離島は旧日本兵の亡霊が眠っているという…。偶然であったかのような2つのグループは実は出会うように仕向けられていて、そこから殺人事件が始まるという展開です。
亡霊というホラーな内容のストーリーですが、普通に殺人事件がおきます。亡霊はスケープゴートですね。
この話はですね、ケインコスギが悪い意味でも良い意味でも目立っているんですよね。
日本人の役柄を演じているのですが…、まあ発音がひどい。真壁を呼ぶときは何度聞いても”バカベ”と聞こえます。まああながちバカで間違いはないのですが…。
ケインコスギを見るだけでもこの回を見る価値があります。
秘宝島殺人事件
謎多き人物遠野英治が登場する回ですね。
僕はこの話を見て、カルネアデスの板という言葉を知りました。難破で洋上を漂流する者が、一人しかつかまることのできない板を他者から奪い取って生き延びた場合、この行為は正当といえるかどうかというものです。緊急避難と呼ばれるものになります。
金田一少年の事件簿史上、最も映像がエグい回ではないかなと思います。
家畜の血しぶきが凄まじく、あれはなかなかに応えます。もちろん漫画よりは控えめな映像になっていますがそれでもなかなかの映像です。
内容としては本当に悲しい話なんですよね。
おすすめです。
異人館村殺人事件
唯一DVDやVHSにも収録されていない幻の回になります。
どうやらトリックのパクリ疑惑があったようで、後々許可は取ったとのことなのですがドラマはNOということで映像化はされなかったみたいです。
そのトリックとは死体の一部を切り取って、本来は6人しか存在しない死体を7人に見せるというものです。何度見ても未だにどうやってやるんだろう…?と思って見ています。
まとめ
堂本剛の金田一少年の事件簿はどの話をみても基本的にはおもしろいです。
映像の古さは若干感じるものの、剛ははじめちゃんの雰囲気にぴったりあっています。
剛には申し訳ないのですが、その後金田一を演じた松本潤、亀梨、山田涼介の3人はイケメンすぎてはじめちゃんのおとぼけ感を出せていません…。
そこが初代金田一の人気なのかなぁと思っています。