なにわ男子の道枝くんで金田一少年の事件簿の新シリーズが始まりますね。
ですが、なにわ男子の大ファンというわけではありません。金田一少年の事件簿が大好きなんです。
初代金田一少年の事件簿の漫画27巻は擦り切れるほど何度も読みました。犯人の名前も全て覚えています。
今回のドラマが待ちきれない私が、初代金田一少年の事件簿に登場する名犯人を紹介したいと思います。犯人の異名がまたいいんですよね。今回は異名での紹介となります。
放課後の魔術師 (的場勇一郎)
新シリーズ第1話での放送が決まっている学園七不思議殺人事件。
この事件の犯人が放課後の魔術師ですね。ビジュアルからしてものすごく不気味で、おそろしい姿をしています。
彼はね、臆病な殺人鬼なんです。過去を知られたくないから、七不思議を調べられたくなかった。殺した人たちに特に何も恨みがない。ただ自分の過去を守るために殺人を繰り返したんです。
彼のセリフである、
「私は悪くない、やめろと言ったのに七不思議を調べたお前たちが悪いんだ…!!」
は名言だと思います。
彼にとっては勝手に調べた人が悪いんでしょうね。責任転嫁も甚だしい。
地獄の傀儡師 (高遠遙一)
おそらく一番有名な犯人ではないでしょうか。
そう高遠遙一扮する地獄の傀儡師。
彼は登場して以来、幾度となくストーリーに関わってきますね。金田一の事件簿史上、最も冷酷でクレバーな犯人ではないでしょうか。
彼にもまた罪を犯すだけの理由がしっかりとあり、理由もなくただ犯行を繰り返しているわけではありません。だからといって罪を犯して良い理由にはなりませんが…
とはいえ、彼にはなにか大きな魅力があるのでしょう。私も大好きな犯人のひとりです。
ファントム (有森裕二)
最後は漫画では初めての事件となるオペラ座館殺人事件。
初めて読んだときは衝撃の漫画でした。緒方夏代の妖艶な死に姿、日高織江の衝撃的な死に方。どれをとっても小学生だった私には非常に刺激が強く、一気に読んでしまいました。
「地獄の業火に焼かれながら、それでも天国に憧れる」
彼の好きだった女性が自殺直前に言った言葉です。詳しく知りませんが、オペラ座の怪人でも有名なセリフらしいです。
彼の動機もまた復讐。意中の女性を自殺へと追いやった同級生のいじめが原因です。
まとめ
金田一少年の事件簿では犯人が罪を犯すほどの大きな理由を必ず持っています。
それらに異名をつけて、魅せる犯人として描いている作者様には頭が上がりません。
初代金田一少年の事件簿の以降にも数々の金田一作品がありますが、僕は初代が一番好きです。それはやはり魅力的なキャラクターが多いということでしょう。ドラマも楽しみに待っています。